2019年9月1日
いよいよ9月20日からラグビーワールドカップ2019 日本大会が開幕します。4年前のイングランドで開催されたワールドカップでは、世界ランキング3位の南アフリカに劇的な勝利をおさめ、予選で3勝をあげたにも関わらず、決勝トーナメントに残念ながら進めませんでしたが、日本国内でもラグビーが非常に盛り上がった大会でした。
本当はその勢いを今回アジアで初のラグビーワールドカップ開催となる日本大会に継続できればよかったのですが、開幕前の現状ではそこまでの盛り上がりには欠けている感があります。また、開幕が近くなったり、開幕後 日本代表が活躍できれば大いに盛り上がるかもしれませんが、4年に一度ではなく、一生に一度のラグビーワールドカップ母国開催になるかもしれないので、是非みんなで盛り上げていければと思っています。
私は、今回のワールドカップでもう一つ注目していることがあります。それは今大会のトーナメントサプライヤーの一つである㈱NTTドコモが実施する「5Gプレサービスの提供」です。ニュース等で「5G」というワードが非常に目につくようになってきました。「G」というのは、「Generation(世代)」のことで、モバイル通信方式の世代を表す規格のことです。
2020年代、通信量は現在の1000倍以上に増大することが予測されており、高度情報社会に対応できるよう、国を挙げて5Gの実現に取り組んでいます。5Gの特徴はいくつかありますが、代表的なのは「超高速」「「超低遅延」「同時多数接続可能」です。5Gの通信速度は、現在の約10倍になることが見込まれています。
そんな次世代の5G環境を体感できるのが今回の「ラグビーワールドカップ2019 日本大会」です。
全国8会場のスタジアムおよびドコモが主催するライブビューイング会場で、試合を多視点で同時視聴できる「マルチアングル視聴」や「ライブビューイング」などの新たな観戦スタイルと報道・中継スタイルを、5Gプレサービスの一環として2019年9月20日(金)から提供予定です。商用サービス開始時と同等の5Gネットワーク環境を一般のお客さまに提供するのは日本で初めてです。(NTTドコモ報道発表資料より)
ラグビー自体を楽しむことはもちろん、新たな時代の通信環境を体感できるイベントとしても皆様にも注目していただき、日本代表の活躍、各国代表同士の熱い闘いを期待し、応援していきたいと思っています。