毎月コラムをお読み頂きありがとうございます。今月で122号にもなりました。
狭山市におけるケーブルテレビ事業は、全世帯への接続を目標に掲げ90%以上を達成しています。100%接続が現実になったら、その利用方法は格段に拡がります。
デジタル化によって、コミュニティーチャンネルの増加が可能になり、回覧板も即時に見ることができ、行政からの報告や議会からの放送も充実します。
子ども手当ては「社会で子どもを育てる」社会実験であると思われます。高齢者問題等も「社会で解決する」方向にあります。少子高齢化は避けて通れない社会問題です。
ケーブルテレビの機能は、地上デジタル放送、インターネットへの接続、電話等の情報通信技術(アイ・シー・ティー)の利用にとどまりません。
高齢者一人住まいの話し相手、家庭内安全の確認、通学路の監視、狭山市民の映像による蓄積等、考えればキリがないほどアイディアが浮かびます。
地域情報基盤の確立のために一世帯一日10円の負担をお願いしています。月額350円(消費税別)を全世帯にご負担頂くことで、狭山市の劇的な変化を目指しています。
首都圏で、狭山市ほどケーブルテレビが普及している都市はありません。高圧線難視聴地域、入間基地対策、高層建物電波障害、地形による難視聴等が複雑に重なり、ほぼ全世帯がケーブルテレビに接続されているのです。
地上デジタル放送の受信のためアンテナ設置を考えている世帯の皆さん。狭山市内にはすでにケーブルテレビにより地上デジタル放送の電波が送信されています。万一、アンテナ設置をされてもケーブルテレビへの接続を継続してください。ケーブルテレビの機能を利用して、将来への安心・安全な生活を一緒に考えようではありませんか。