2010年8月1日
インターネットが生活の一部として必要になってきました。電気や水道、テレビや電話と並んでライフラインの位置を占めてきます。
インターネット接続勧誘で、今でもスピードを売り物にした電話が良くかかってきます。しかし、本当の売り物は、「お客様第一主義」の親切さです。まだまだ、インターネットは購入すれば誰でも簡単に利用できるテレビや冷蔵庫のような家電製品等とは違います。
高速道路が自宅まで引き込まれたら便利さよりも迷惑な点が多くなる懸念があります。高速道路にはインターチェンジがあり、一般道路と繋がっています。一般道路にも国道、県道や市道があって、それぞれが維持管理を担当し、自宅の付近は、必要があれば私道を設けて維持管理を担当し秩序を守っています。
鉄道も、超高速のリニアモーターカーや新幹線があり、JR、私鉄等の一般鉄道に乗り継ぎ、近隣の駅からはバス、タクシー、自転車、歩きで自宅に繋がっています。自宅の周りは、近隣が助け合い協力し合って地域社会を形成しています。
インターネットの社会でも原理原則は全く同じです。個人個人の生活の中で便利に利用するには、近くに親切なお店が必要です。
日本の経済活動が大企業中心になりすぎたことが地域経済を崩壊に導き、結果的に格差社会と不安定な国家財政に至ってきた反省が必要です。
中、高年齢層の人がインターネットを自由に使いこなすには、近くに何時でも相談に乗れる相談相手が求められ、疑問や不安が生じたら人間同士が顔を合わせ解決する「親切さ」が不可欠な要素です。狭山ケーブルテレビはそんな会社を目指しています。情報化社会を、お互いが教えあい、助け合う精神で充分に使いこなそうではありませんか。