2015年5月1日
日本では、少子高齢化が進み人口減少が大きな課題として取り上げられます。しかし、世界人口は現在の72億人から2025年には80億人を超え、2040年には90億人を超える「人口爆発」が予測され、食糧、医療、住宅、水、雇用、経済格差等の課題が社会問題となっています。
多国籍先進国であるアメリカの人口は、2014年には3億1,890万人を数え、現在でも毎年増加が継続しています。経済の発展は、個人消費が60%以上の影響力を占めています。
日本が、狭山市が経済成長をするには人口減少をストップさせる政策が不可欠であります。
島国である日本は、単一民族(?)、単一言語の歴史から移民政策は取っていないのが現実であり、人口減少が続いても真剣な検討課題にもならない特殊性があります。
日本全体で人口減少なのだから、狭山市だけが人口増加するなんて無理だ、もし、増加をするようなら他の地方都市の過疎化が進むだけで、日本全国ではプラスにはならない。
などの意見をよく聞きます。
狭山市は、都心からの距離も近くアクセスも便利で、地盤が強固で災害も少なく、世界的にも最高の住環境であると思っています。統計的に分析すると、1995年以降、人口減少を継続している狭山市の将来人口推定は近隣市と比較しても極端な数値を示しています。
これは1975年当時に完成した狭山台団地等公団住宅が、5階建てまではエレベータの設置がなく、高齢者の住居には適応しなくなったことが主因であります。
もしかしたら、狭山市の人口減少をストップさせ、増加への施策は、私たちが人口問題に正面から取り組むことにより解決可能であるような気がします。そして、そのことが狭山市の経済活性化へ一番の近道であると思います。