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社長コラム

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環境と健康を考える(Vol.34 2003年1月号)

2003年1月1日

新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
狭山ケーブルテレビも開局以来8年目を迎えました。既に狭山市内の80%の世帯の皆様に視聴して頂いており、全世帯への放送実現も目前に迫っています。

 今年は「健康立国」をテーマにしたいと思います。
衣食住の中で特に「食」の問題と「住」の問題を考えて行きます。
環境と健康を重点において様々な問題に取組みます。
「食」については、農業のあり方を中心に考えます。野菜や果物は、生産者の名前や顔が分かり、生産の現場や作り方が見える方が安心して食べられます。
「住」の問題も重要です。日本の住宅の平均建替え年数は27.3年です。ヨーロッパの住宅は89.9年だそうです。建物の寿命が3倍も違うのです。日本の 不動産の価格は、新築後10年もすると、全てが土地の価格だけになってしまいます。せっかく新築したマイホームが病気の原因になってしまったり、計画換気 を忘れた高気密・高断熱の建物はシックハウスの増加になっています。
健康住宅の問題を取り上げたいと思います。
これらの問題を通して地域活性化を図りたいものです。
 ケーブルテレビの機能はブロードバンド化(広帯域)とデジタル化によって大きく広がりました。放送と通信の一体化により電子政府・電子自治体の普及に役立てる時が来ました。
2003年(平成15年)は、日本経済にとっても歴史的な転換の年になりそうです。
楽しく明るく、大きな期待を持ちながら、狭山市の将来を考えようではありませんか。

カテゴリ:社長コラム
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