2003年6月1日
桜が散り、花水木が緑に変わり、藤の花が満開を過ぎて紫陽花が美しい季節となります。
イラク戦争やSARS騒ぎをよそに自然の花は毎年私たちを楽しませてくれます。
この繰り返しの八十年余が人生であり、その間に人との争いや楽しい日や苦しみの日を経験します。どうせならすべてを楽しみの心で迎えられないか、考えてみました。
私は「挑戦」が好きです。出来そうもないことに果敢に取り組み自己満足感を味わっています。ケーブルテレビ会社の経営も、自分の能力を超えた事業であることを自覚しながら、多くの人の支援を頂き継続させて頂いています。ありがたさと幸せを感じる毎日です。
挑戦には準備が必要です。学校で学ぶこと、オンザジョブ(仕事の中)で経験し学ぶことすべてが、人を大きくさせる「肥やし」になります。人間関係に悩むことも多々あります。
すべて挑戦への力になると信じて、真正面から取り組みます。
過ぎたことを悔やまない楽観主義こそ大切であると思います。
自分で出来そうなことの限界の100倍を夢見て人生を送っていれば、過去はすべて試練です。
今、元気でいることは過去の苦しみを乗り越えた結果です。前向きに取り組む事を忘れない積極性と初心を忘れない挑戦者の気概を持って、いつも美しい花のよ うに精一杯咲きたいものです。厳しい冬を我慢して乗り越えたのだから、でも毎年夏が来て秋が来てまた冬が巡ってくることも念頭において、あらゆるものから 学ぶ姿勢を保ちたい。