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社長コラム

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地域発展のために団結を(Vol.66 2005年9月号)

2005年9月1日

テロ、報復、戦争の中からは平和はもたらされない。人類の歴史は争いが絶えないことが残念です。国政選挙が進行中ですが、中央集権から地方分権への掛け声は高くとも現実はなかなか進みません。逆に権力が中央に偏りすぎていると感じるのは私だけでしょうか。

首都圏は豊かになっても地方の経済は惨憺たる有様で、大企業は史上最高益を挙げても中小企業の約7割は赤字決算です。二極分化がニート、フリーターの増加や治安悪化の社会不安を生んでいます。
中小企業の業績がアップすれば地方経済は活気を取り戻し、夢と希望が持てるようになります。
ケーブルテレビの役割は、自分たちの住む地域社会を活性化することにあります。
参加意識を持って市民全体が同じ方向を目指せば狭山市は変わります。
ほんの少しだけみんなが協力し合えば劇的に地域社会が好転する可能性を秘めています。
ケーブルテレビを始める時、1世帯で1日10円ずつ協力して下さいとお願い致しました。狭山市は約6万世帯ですので、1日60万円になります。この資金をすべて地域の情報発信のために使い、取材と映像作成等を充実させる計画を立てました。
制作部門では、スタッフの献身的な行動によりあらゆる行事や議会放送も含めて充実してきましたが、制作資金調達が予定通り進みません。最近、自治会連合会様の支援により地域放送の重要性が認知されつつあることを、大変ありがたく喜んでおります。
狭山市は、西武新宿線の東側を中心に東京電力の高圧線難視聴対策により約2万世帯に、無償でケーブルが敷設され、弊社では東京電力に1世帯あたり毎月約 150円のリース料を支払って9チャンネルの放送を実施しています。自前の設備は光ケーブル幹線に更新して、インターネットもIP電話も利用可能です。東 京電力の設備の更新が必要です。現状のままでは高度情報化の実現は困難です。
合併構想が白紙となった現在、狭山市住民が再度団結して大きな夢を掲げ実現しようではありませんか。

カテゴリ:社長コラム
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