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社長コラム

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狭山の未来(Vol.212 2017年10月号)

2017年10月30日

 先月10月4日、狭山市にとって、とても大きなニュースが飛び込んできました。2021年までにHonda狭山完成車工場を寄居工場へ集約するというニュースです。

 Honda埼玉製作所、狭山完成車工場は1964年、Hondaにおける自動車の量産工場として誕生しました。狭山市はHonda狭山工場を軸とした川越狭山工業団地、狭山工業団地という大きな工業団地を有し、製造品出荷額等が昭和57(1982)年に埼玉県下第1位になって以来、平成21(2009)年まで27年間第1位を継続、その後も現在まで常に上位を維持しています。狭山市の工業都市としての発展、それに伴う商業的な発展、人口増は、Honda狭山工場抜きには考えられなかったともいえます。

 狭山工場の従業員は約4,700人、そのご家族や関連企業、関連企業の関係者を含めれば1万人はゆうに超えると考えられます。関係者全ての住民が転居、移転になることはありませんが、狭山市への影響はとても大きなものとなります。

 狭山市の未来を考えると嘆いてばかりいても仕方ありません。圏央道の開通などで、物流の拠点としての地域の価値は格段にアップしました。今後の地域の未来ビジョンを行政とともに考え、実行に移し、子どもや孫たち、次世代に安全で住みやすい、より良い地域を継承していくために、狭山ケーブルテレビとしても、情報通信、情報発信の得意分野において技術を更に向上させ、地域の中で主導的な役割を果たせるように社業を発展させ、地域に貢献していきたいと考えています。

カテゴリ:社長コラム
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