2018年6月1日
昨年6月末の株主総会、取締役会にて代表取締役社長に就任してから1年が経過します。よく社長って大変?社長になってなにをやっているの?と質問されることがあります。
実際の仕事としては専務時代とあまり大きな変化はありませんが、決断することが増え、多くの従業員、ご家族、関係者の生活のことも以前より考えることが増え、責任の重さを実感するようになりました。
社長の仕事スタイルは業種や、会社、その人によって様々だと思います。私が心がけたいと思っている社長の仕事は大きく分けると2つあります。1つ目は「事業を永続的に安定させる構想を考える」2つ目は「やりがいの提供」です。
現在主力の商品、サービスも5年後、10年後には現在とは違ってくると考えています。人口の推移や、地域の環境変化、世の中のトレンドを予測し、仮説を立て、新たな商品、サービスを生み出していくのか、既存のものを強化していくのかなど、将来あるべき姿をしっかりと検討していきたいと思っています。狭山ケーブルテレビは「私達は、多くのお客様と繋がりを持ち、地域社会とともに企業・地域の活性化と永続的な発展に努め、地域のリーディングカンパニーとなる」という経営理念を掲げています。この理念に共感頂ける従業員や、協力者と共に、この地域の発展や、郷土愛醸成に貢献し、この地域に住み続けたい、この地域に住んでみたいと思っていただける人を増やしていけるように、主導的な立場で実践に移していければと考えています。そのために狭山ケーブルテレビとして何ができるのか、何をしていかなければいけないのかをしっかりと考え、戦略、戦術に落とし込んでいかなければと考えています。また、従業員が幸せに働けるような環境、仕組みを構築し、やりがいを持ってお客様のお役に立てるようになるためには、しっかりとした教育、人材育成が必要になります。これらの事は一朝一夕にできることではありません。
私自身もいろいろな研修、講演会に参加しながら勉強し、自分の器を少しでも大きくできるように努力を惜しまず、自分の考える社長の仕事がしっかり果たせるようにしていきたいと思います。