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日本の誇り(Vol.257 2021年8月号)

2021年8月1日

 8月に入り、東京オリンピック2020も後半戦に入りました。
 新型コロナウイルスの新規感染者数の増加に歯止めが利かない中ではありますが、日本人選手の活躍を中心に暗いニュースだけでなく、明るいニュースも増え、スポーツを通じて私たちに力を与えてくれていると感じています。オリンピック前半戦では柔道競技や、新しく競技に入ったスケートボード、サーフィンでもメダルを獲得し大いに盛り上がっています。後半戦も期待したいところです。
 
 競技後のインタビューで多くの選手がこのコロナ禍の中でのオリンピック開催について苦しい心の内をお話しされていました。オリンピックはアマチュアスポーツでは4年に一度(今回は5年ぶり)自分たちの日頃の練習の成果を世界中に発信することができる最大の大会であり、唯一無二の大会であると思います。アスリートにとって4年、5年の歳月は非常に大きく、能力、パフォーマンスを最大限に発揮できるようにコンディション、ピークを調整し競技に臨みますが、勝負は時の運もあり、期待されていても結果が伴わない場合もあれば、思わぬ活躍が脚光を浴びることもあります。

アスリートに罪は無いので、精一杯持てる力を発揮していただき、テレビで応援している方を勇気づけ、楽しませていただければと思います。

 私は今回のオリンピックで日本人選手たちの勝っても、負けても最後まで勝負を諦めない姿や、国の期待を一身に受けながら競技に向かう姿、負けた選手への気遣い、相手をリスペクトする姿に非常に感銘を受けています。

メジャーリーグ、エンジェルスの大谷選手は投打の成績も非常に素晴らしいですが、プレー以外での所作や気遣いなど、まさに日本の美徳を体現してくれていて、同じ日本人として誇りに思います。
スポーツだけでなく日本の文化、環境が育んできた日本人の国民性の良いところはずっと引き継いで、後世に伝わっていくことを心から願っています。
 
 狭山ケーブルテレビでは近江商人の商売の心得「三方よし」売り手よし、買い手よし、世間よし、日本の素晴らしい商道徳を守り、実践できるよう社員一同努力していきます。
「日本の誇り」とは何なのかをしっかり認識し、今後も世界で活躍できる“日本”であることを心から願います。

カテゴリ:社長コラム
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