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防災意識の向上(Vol.282 2023年9月号)

2023年9月1日

 今年は東日本大震災から12年、関東大震災からちょうど100年の年になります。
私たちは日常生活において、地震、洪水、台風などの自然災害に対して無関心になりがちです。しかし、これらの災害は突然やってきて、私たちの生活に大きな影響を及ぼす可能性があることを忘れてはいけません。ですから、防災意識の向上は私たちの責務でもあると感じています。

 防災意識向上の第一歩は、正しい知識の習得から始まります。まず、自分の住む地域の災害リスクを理解することが大切です。地震や洪水の影響範囲、避難所の場所、非常用連絡先などを把握し、家族や近所の人々とも情報を共有し、協力体制を築きましょう。
非常事態の際には、自分の安全確保が第一となりますが、自分の周りに一人で避難できない方などはいませんか?全く情報が無い中だと、いざという時に行動に移すことは難しくなります。日頃からご近所さんとも良好な関係を築く努力をし、協力体制を考えておくことも防災に必ず繋がると思います。

 また、非常用の備えも怠らないようにしましょう。非常食、飲料水、懐中電灯、ラジオなどの備品を用意しておくこと、ガソリンは早めの給油を心がけることなどは、災害時に大きな差を生むことでしょう。さらに、災害時の避難計画を家族と一緒に考え、定期的に確認しましょう。
防災において、情報の伝達も非常に重要です。狭山ケーブルテレビは、災害時における情報提供の一翼を担う存在です。私たちは地域の安全を支えるため、最新の情報を迅速にお伝えする努力を惜しまないつもりです。

 最後に、防災訓練や災害対策のイベントに参加することもおすすめします。
これらの機会を通じて、防災に関するスキルを磨き、地域コミュニティと連携を強化し、いざという時に行動が出来るようにしておきましょう。

 防災意識の向上は地域社会全体の安全を高めます。狭山ケーブルテレビは、皆さんと共にこの重要な使命に取り組み、安全で安心な地域づくりを支えていきます。

カテゴリ:社長コラム
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